こんばんは、本日も始まりましたゴヨラジ!
パーソナリティーのホシノ伍曜です。
昨日のR-1グランプリ、皆さんはご覧になりましたでしょうか?
個人的には、それなりに楽しめたのですが、毎度のことながら賛否はあったんじゃないでしょうか?
さっそくなんですが、今回は「20th R-1グランプリ2022」を振り返ってみたいと思います。
それでは今日も、レッツラゴー!!
前回と大きく変わったR-1グランプリ2022
参加条件や審査のシステムなどは、大きな変更はありませんでしたが、前回は決勝ステージには9名+敗者復活1名が勝ち残っていたところ、今回は7名+敗者復活1名となっていました。
前回、放送時間が足りないとか、司会進行がグダグダとか、ZAZYのフリップにクリップとか、色々と問題が噴出していたので、決勝進出者を減らしてタイムスケジュールに余裕を持たせた格好になっていました。
審査員も前回は7名でしたが、今回は5名になっており、時短にこだわった感満載でした。
そもそも何で2時間しか放送枠無いの?って、素人の視聴者は思ってしまうのですが、色々な大人の事情が絡んでくるのでしょうかね?
ネタの感想
今回は、決勝進出者が8名ということで、前回より狭き門となったため、精鋭が揃ったかな?と思って期待していました。
名前を見たところでは、前回の決勝進出者が半数だったのと、半分くらい知っている名前だったので(そりゃ前回出てるからな…)、大体どんなネタ(フリップなのか、コントなのか…)を披露するのか予想は出来ていました。
それでは、ひとりずつネタ順に視聴した個人的な感想をお話ししていきたいと思います。
【決勝進出者】(ネタ披露順、敬称略)
kento fukaya
お見送り芸人しんいち
Yes!アキト
吉住
サツマカワRPG
ZAZY
寺田寛明
渡部おにぎり(金の国)
kento fukaya
前回もそうでしたが、複数のフリップを使ったネタを得意とされている方です。
合コンというシチュエーションで、もはやフリップとは言えないオブジェを6体並べて展開する内容。
バカリズムさんも言っていましたが、本人の存在が弱くなってしまった感じでした。
お見送り芸人しんいち
サンドウィッチマンと同じ事務所で、芸名の名付け親でもあり、一押しされていました。
どんなネタを披露されるのか知らなかったけど、ギター演奏に乗せた小気味良い毒舌で、ネタ順2番目としては十分楽しめました。
Yes!アキト
以前おもしろ荘にも出ていたし、「怪奇!YesどんぐりRPG」というトリオで応援団ネタも披露していたので、ギャグの連発は楽しみにしていました。
個人的には、こういうバカバカしいのは好きなのですが、ザコシショウさんが言っていたとおり、瞬間的な爆発力に欠けるので、賞レース向きでは無いのかな?
吉住
THE W優勝で一躍有名になり、前回のR-1でも決勝ステージに出ていたので、どんな一人コントをみせてくれるか期待していました。
普段と不倫に反応する時のギャップに、病んでる感じが出てて最高に面白かったです。
個人的には、頭ひとつ抜けてたなぁという感じでした。
サツマカワRPG
後で知ったのですが、Yes!アキトさんと一緒にトリオで応援団ネタやってた方だったんですね。
ピンではどんなネタを披露するのか知らなかったけど、公式サイトの写真を見た感じでは、狂気に満ちた感じのネタかなと思ったら、まさにそんな感じでした。
面白いというより、上手いというのが感想です。
ZAZY
今回は、モニタを使ってフリップがめくれなかったという前回のミスが起きない工夫が見られました。
内容は、相変わらず好き嫌いがはっきり出るZAZYワールド全開でした。
個人的には、世界観がしっかり作られているし、バカバカしいので好きですけどね。
寺田寛明
バカバカしいのも好きなのですが、知的なエッセンスのあるネタも好きなので、寺田さんのネタはいつも期待しています。
ただ、ザコシショウさんも言ってたけど、こういった賞レースやテレビ番組という環境では、自分のこだわりだけじゃなく視聴者目線も必要かなと感じました。
多分、視聴者置いてけぼりかなっていう印象が若干ありました。
渡部おにぎり(金の国)
見た目どおりのほんわかした雰囲気で、突拍子もないシチュエーションの一人コントを展開していました。
オーソドックスなスタイルではあると思うのですが、その雰囲気と世界観に引き込まれました。
続きが見たくなるような面白いネタでしたね。
最終決戦
最終決戦では、「お見送り芸人しんいち」と「ZAZY」が勝ち残りました。
ただ1本目では、3名が同点で2位となり、急遽審査員による決選投票となりました。
あまりに急すぎて、スケッチブックに手書きで発表という、またしてもある意味伝説を残しましたね。
【最終決戦】
お見送り芸人しんいち
ZAZY
最終決戦では、1本目で先にネタを披露した順での登場となりました。
お見送り芸人しんいちさんは、1本目は「好き」というテーマでしたが、2本目は「応援」というテーマで、いろんな人をディスっていました。
最近のお笑いは、誰も傷つけないというのが流行っていますが、それに逆行するような毒っ気がやっぱり面白いですね。
対するZAZYさんは、1本目同様モニタを使ったテンポのいいネタで、最後のオチでは自分の子どもの頃の写真を持ってくるあたり、やっぱり面白いなと思いました。
個人的には、ZAZYさんかなと思ったけど、3対2で「お見送り芸人しんいち」さんの優勝となりました!
どちらもラストイヤーということで、今回に賭ける想いが強かったと思いますが(他にも何名かラストイヤーの方がいましたが)、今回はこのような結果となりました。
全体的に、それなりに楽しめたというのが、率直な感想です。
上から目線っぽいけど、視聴者目線としては正直な感想かなと思います。
審査員に対する感想
一方、こういったテレビ番組として行われる賞レースでは、時として審査員にも批評が及ぶことがあります。
「M-1グランプリ」「キングオブコント」「R-1グランプリ」「THE W」が代表格ですが、今回のR-1では審査員が5名と少ない人数での審査となっていました。
【審査員】(席順右から、敬称略)
陣内智則
バカリズム
小籔千豊
野田クリスタル(マヂカルラブリー)
ハリウッドザコシショウ
簡単にですが、個人的な感想として、それぞれの審査員がどのように審査されていたのか、振り返ってみたいと思います。
陣内智則
結構好き嫌いでジャッジする場面が多かったかなと思いました。
それはそれで全然いいんですけどね。
最終決戦では、やっぱり関西寄りになったか…という印象です。
バカリズム
他の審査員より全体的に点数が低い傾向でしたが、最初の基準点が他の方が90点くらいだったところ、85点くらいだったのかなと思いました。
基準点が低いだけで極端にブレているわけではなかったかな?
小籔千豊
辛口な上に、関西寄りの審査になるかなと予想していましたが、全体的に好意的に審査していたと思います。
点数の付け方は、若干ですが関西寄りなのと、コント寄りなのが、あったかなと勝手に思っています。
野田クリスタル
ザコシショウさんと同じような点数の付け方になっていたので、ちゃんと審査している印象がありました。
芸風からなのか、設定がぶっ飛んでるネタに高得点をつけているなという印象です。
ハリウッドザコシショウ
芸風がぶっ飛んでるのに、ちゃんと審査しているなと、前回同様感じました。
コメントもしっかりしていたので、芸人仲間から一目置かれるのもうなづけます。
エンディング
さぁ、そんな感じで全く持って個人的な感想を長々と語って参りましたが、皆さんはどんな感想をお持ちになりましたでしょうか?
今回のR-1もやっぱり最後はグダグダになったような感じになっていました。
基本的には、どのお笑い番組も楽しく視聴しているのですが、4時間とかそれ以上とかの長時間は最近疲れてしまうので、このくらいの尺が個人的にはちょうど良いかなという感じです。
このゴヨラジもあまり長々と話していると疲れてしまうので、本日はこの辺で終わりにしたいと思います。
それでは次回もお楽しみに。
お相手は、ホシノ伍曜でした、またね〜!