さて、本日も始まりました「ゴヨウの読むラジオ」略してゴヨラジ。
パーソナリティのホシノ伍曜です。
マンガやアニメの話題が続いていますが、今回もそんな話をしていきたいと思います。
今回は、Twitterのタイムラインでも話題になっていました「ウマ娘 プリティーダービー」をご紹介してみたいと思います。
最初は、スマホゲームから始めて、すっかりハマってしまいまして、アニメの方も一気観してしまいました。
アニメも美少女も競馬も好きな私としては、これ以上ないコンテンツです。
そんなわけで、今回はこの「ウマ娘」の魅力を思いっきりご紹介していきます。
ネタバレが嫌な方は、読み飛ばして下さいね。
それでは早速、いってみましょう!!
「ウマ娘」ってどんな作品?
これは異世界から受け継いだ、輝かしい名前と競争能力を持った「ウマ娘」が遠い昔から人類と共存する世界の物語。
第1期では、スペシャルウィークが北海道の田舎町からトレセン学園に入学し、日本一のウマ娘になることを目指して、日々精進していきます。
弥生賞まで順調に勝ち星を重ねたスペシャルウィークは、皐月賞でセイウンスカイ、キングヘイローに負けてしまうが、サイレンススズカやチームメイトたちに励まされ、ダイエットを決意。
日本ダービーで、セイウンスカイに雪辱を果たし、無敗のG1ウマ娘エルコンドルパサーと同着で勝利を分け合う。
チームメイトのサイレンススズカと親交を深めたスペシャルウィークは、スズカと一緒にレースを走るために、ジャパンカップへの出場を希望する。
しかし、スズカは天皇賞(秋)で最終コーナー手前で骨折の大怪我を負って競走を中止してしまう…
スズカを思うあまり、周りが見えなくなってしまった今のスペシャルウィークに、ライバルのグラスワンダーは宝塚記念で勝利し、失望してしまう。
チーム「スピカ」は夏合宿を経て、スズカとスペちゃんは自信を取り戻す。
一方、エルコンドルパサーは海外で凱旋門賞を目指して頑張っていたが、凱旋門賞ではあと一歩のところで、世界王者ブロワイエに敗れ悔し涙を流す。
そんな中、翌日にジャパンカップを控えて、スズカがオープン特別で復帰勝利を果たす。
そのジャパンカップには、スペシャルウィークの他、エルコンドルパサーを倒した世界王者ブロワイエも参戦する。
天皇賞(秋)を勝ったスペシャルウィークは、登り調子で王者を迎え撃つ!
第2期(Season2)では、トウカイテイオーが主人公で物語は進んでいく。
テイオーは、生徒会長のシンボリルドルフに憧れて、「無敗の三冠ウマ娘」を目指し、皐月賞と日本ダービーを制するも、レース後に骨折が発覚し、菊花賞に出走できず、無敗の三冠ウマ娘を逃してしまう。
目標を見失ってしまったテイオーだが、まだ「無敗のウマ娘」で居続けるんだと新たな誓いを立てる。
無敗のウマ娘を目指して、天皇賞(春)でチームメイトのメジロマックイーンとの対戦を決意、前哨戦の大阪杯で復活を果たし、圧勝して見せる。
一方、マックイーンも前哨戦の阪神大賞典を勝利で飾り、天皇賞(春)の2連覇へ向けて弾みをつける。
チーム「スピカ」同士の対決は、マックイーンの2連覇で決着し、テイオーは「無敗のウマ娘」という目標も失ってしまう。
マックイーンは、その後骨折で長期離脱となってしまう。
一方テイオーは、目標を失った上に、足を負傷してしまうが、軽微であったため天皇賞(秋)を目指す。
走る目標を失ってしまったテイオーは、天皇賞(秋)で惨敗してしまうが、まだ負けた悔しさは残っていた。
チームのリーダーを任せれたテイオーは、裏方の仕事をこなしていくうちに、走る意味を見つけていく。
名門メジロの療養所で、マックイーンと再び対決する約束をし、自信を取り戻す。
マックイーンは、1年の休養を乗り越え翌年の大阪杯で、見事に復帰勝利を果たし、前人未到の天皇賞(春)3連覇を目指す。
天皇賞(春)で、マックイーンのライバルと目されているのは、ミホノブルボンの無敗三冠ウマ娘を阻んだライスシャワー。
「祝福の名を持つ」ライスシャワーは、みんなが望んでいたブルボンの三冠を阻止してしまった負い目を感じ、マックイーンの3連覇を阻止してしまうのではと恐れて、目の前のレースから逃げていた。
ライスは、ブルボンから「ライスは自分のヒーロー」であると告げられたことで、天皇賞(春)への出走を決意し、マックイーンの3連覇阻止へ執念を燃やす。
レース本番、ライスの恐ろしいほどの執念でマックイーンの3連覇を阻止し、再びブーイングを浴びてしまう。
その頃、クラシック級では、「BNW」と呼ばれる、ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットが注目を集めていた。
マックイーンとテイオーは、宝塚記念で再び対決する約束をし、新たな目標を掲げてトレーニングを重ねていく。
ある日、トレーニングの途中で、テイオーは三度目の骨折に見舞われてしまう。
みんながもうテイオーは終わったと思い、かける言葉すら失っていた。
テイオー自身も「マックイーンに宝塚記念で勝つ!」という目標を失い、本当に全てを失ってしまった。
マックイーンは、テイオーの復活を信じて、先で待っていると告げて、テイオーにタイムの計測をお願いする。
テイオーは、マックイーンのスピードに乗った美しい走りを見て、自分はもうこんな風に走ることは出来ないと悟って涙を流す。
「ウマ娘」のここが面白い!
ウマ娘の1番の魅力は、登場するキャラクターが、実在する競走馬の名前を冠しており、史実に基づいたストーリーを持っているというところに尽きます。
例えば、サイレンススズカの場合、天皇賞(秋)で大ケヤキを通過して第3コーナー手前で、骨折により競走中止をしてしまうだとか、天皇賞(春)では、メジロマックイーンとトウカイテイオーの「連覇vs無敗」対決で、マックイーンの落鉄だとか、競馬ファンなら結果を知りつつも一喜一憂してしまう内容となっています。
私が最初に一気観した時に、一番面白いと思ってしまったのは、メインのストーリーもさることながら、途中に色々入り込んでくる小ネタの面白さでした。
スペシャルウィークやトウカイテイオーの物語を知っている世代と言えば、アラフォー以上になるかと思いますが、アラフォー世代なら分かる人も多いかもしれない、競馬とは関係ない小ネタが散りばめられています。
私がパッと気づいただけでも
- ゴールドシップが連射でスイカ割り(元ネタ:高橋名人の映画)
- ゴールドシップが土手で丸太を打ち付ける(元ネタ:はじめの一歩)
- マックイーンとゴールドシップがクロスボンバー(元ネタ:キン肉マン)
- メジロマックイーンがトレーナーにパロスペシャル(元ネタ:キン肉マン)
- メジロマックイーンがトレーナーにタワーブリッジ(元ネタ:キン肉マン)
- メジロマックイーンがトレーナーにスピニング・トゥ・ホールド(元ネタ:キン肉マン)
- ツインターボをキン肉バスターの体勢で連れていく(元ネタ:キン肉マン)
これだけありました。
いや、マックイーン、どんだけキン肉マン好きやねん!?
他にもあるかもしれませんので、探してみて下さいね。
競馬ファンに向けても小ネタが色々仕込まれています。
例えば、トウカイテイオーの大阪杯での復活劇。
史実では鞍上の岡部騎手がムチはおろか、手綱も一切動かさず差し切った勝利ですが、第4コーナーに差し掛かったところで、実況の杉本清氏が「前の2頭なんてどうでもいい!」と言ってしまったところも、ウマ娘の中で再現されています。
また、解説として細江純子、武豊が本人役として登場しています。
アニメ好きにも、競馬好きにも、どちらにも楽しんでもらえる作品だと思います。
「ウマ娘」のここが泣ける!!
私個人的には、歳のせいか普通に涙腺がゆるんゆるんなので、すぐに決壊してしまい、参考になるか分かりませんが、「ウマ娘」には泣けるポイントがたくさんあります。
特に、競馬好きにとっては、実在の競走馬を知っているだけに、余計に馬たちのストーリーと重ね合わせて、ウマ娘の物語に感情移入してしまいます。
例えば、サイレンススズカ。
天皇賞(秋)のレースでの骨折とか…
ウマ娘では、怪我を克服して復帰を果たすのですが、史実では予後不良になってしまうため、もし生きて復帰することが出来ていたならと思いを馳せて、涙してしまいました。
例えば、ライスシャワー。
ミホノブルボンの無敗三冠を阻止した菊花賞で勝利するも祝福されない不遇。
祝福という名をもらった競走馬(ウマ娘)なのに悪役(ヒール)扱いを受けてしまう。
例えば、トウカイテイオー。
三度の骨折で、全ての夢を失った帝王の復活劇、364日ぶりの有馬記念。
全てを諦め引退を決めたテイオーに、ツインターボが「テイオーはどんな時も諦めるような奴じゃない!」と涙の訴え。
ウマ娘とか関係なく、実在する競走馬の物語としても劇的なものが多く、それだけでも涙が止まりません。
エンディング
今回のゴヨラジは、「ウマ娘 プリティーダービー」について、珍しくも熱く語ってしまいました。
ネタバレを含んでいるのですが、興味のある方は「dアニメストア」「アマゾンプライム」「ABEMA」などで視聴してみて下さいね。
それでは、ゴヨウの読むラジオ、略してゴヨラジ、そろそろお別れの時間となりました。
お相手は、ホシノ伍曜でした。
またねぇ〜!!