こんにちは、ゴヨウです。
最近、メガネを外すと遠くが見えない、
メガネをかけると近くが見えない、いわゆる老眼が進行してきて、仕事や生活に支障が出てきました。
先日、思い切ってメガネ屋の門を叩き、視力検査をして遠近両用のメガネを購入しまてみました。
遠近両用のメガネを使う場合の注意点など、色々とお店の方に伺ってきました。
おかげで、メガネをかけたままでも近くのものが見えるようになりましたが、それ以外にも、遠近両用メガネの良い点と悪い点が見えてきました。
今回は、遠近両用メガネをかけてみて、良かったところや気になったところなど、使用感を交えてご紹介し、これから遠近両用メガネを検討している方へのヒントになれば幸いです。
実際、遠近両用メガネを使ってみてどうなの?
遠近両用メガネの性質上、レンズの上部と下部、左右など、視線の位置によって見え方が変わってきます。
実は、正視の人、近視の人で矯正の仕方が変わっています。
近視の場合、レンズの中央から上部にかけて、矯正の度数が入っています。
そして、レンズの下部に行くにしたがって、度数が緩くなっていきます。
近視の人は、裸眼で近くは見えるが遠くは見えにくい、という状態になっています。
したがって、近くを見る時はメガネが必要ない、矯正が必要ないため、レンズの度数を緩くしているのです。
逆に正視(視力の良い)の人は、老眼になると遠くは見えるが近くが見えにくくなる、という近視とは逆の状態になります。
レンズも上部にいくほど矯正の度数が緩くなるということになります。
いずれにしても、レンズの上部と下部で見え方が変わってくるため、遠近両用のメガネを使用する場合は、目の動きだけで物を見ると、焦点が合わなくなってしまいます。
首を動かして、目線を一定に保つことが大事になります。
私の場合、遠くの物を見る時にあごを上げてしまう癖があるようです。
これでは、遠くを見る時に、レンズの下部を通して見ることになるので、焦点が合わなくなってしまいます。
あごを引いて遠くを見るように意識しています。
また、本や新聞などを読む場合は、自然と視線を落とすので、レンズの下部を通して見るので、いちいちメガネを外して読む必要がなくなりました。
これは、私自身にとって、とても画期的なことでした。
しかし、仕事でパソコンのモニターを見る時は、上から見下ろすか、あごを上げて見る必要がありました。
今後、モニターや椅子の高さを調整しないと辛いことになりそうです。
遠近両用メガネを使って良かった点
今までは、メガネをかけたままでは、近くのものがよく見えなくなっていました。
・パソコン作業をする時
・本を読む時
・スマホを見る時
・爪を切る時
・ご飯を食べる時
様々な日常生活に支障が出てきていました。
それまでは近くのものを見る時にはメガネを外す必要があったことが、遠近両用メガネにしたことで、その必要が無くなりました。
メガネをかけたり外したりするのは、結構面倒なことだったので、その煩わしさから解放されたのは、本当に画期的なことでした。
遠近両用メガネを使って気になる点
遠近両用のメガネは、その性質から視線を固定する必要がありました。
遠くを見る時には、レンズの上部に視線を合わせる。
近くを見る時には、レンズの下部に視線を合わせる。
つまり、目の動きだけで視線を動かすと、焦点が合わずぼやけて見えてしまいます。
慣れるまでは、意図せず焦点がずれてしまうこともあり、かえって見づらくなってしまったり、頭痛やめまい、目の疲れが出てしまうこともあります。
ひどい時は、酔ったり、気分が悪くなったりすることもあるので、そんな時は遠近両用ではないメガネを使用するか、メガネをかけずに目を休ませた方が良いでしょう。
また、本を読んだりスマホを見たりする時や足元を見る時に、どうしてもうつむき加減の姿勢で見ることになります。
この姿勢は、首や肩に多少負担がかかるので、長時間の読書やスマホは控えた方が良さそうです。
結果:遠近両用メガネはおすすめできるのか?
実際に遠近両用メガネを使ってみて、おすすめできるのかと言いますと、私個人的にはおすすめです。
遠くも近くもこのメガネひとつで見えるようになるメリットは、とても大きいです。
メガネをかけたり外したりしていると、その内にメガネを無くしてしまう心配もあります。
また、視力の点だけでなく、視線を正しい位置に固定させるということで、机に向かって作業をする時の姿勢が良くなりました。
近くを見る時には、どうしても視線を落とす必要があるので、その視線の先にパソコンのモニターが無いと見づらくなってしまいます。
したがって、必然的に姿勢を良くして、少しでも上からモニターを見下ろすようにしなくてはいけません。
しばらく使って遠近両用メガネに慣れる必要がありますが、老眼で日常生活に不安を感じているのであれば、遠近両用のメガネを1本用意してみてはいかがでしょうか?
ただ、どうしても気分が悪くなってしまったり、頭痛やめまい、目の疲れがひどくなってしまうのであれば、無理に使用しない方が良いでしょう。
視線を動かすような自動車の運転やスポーツ、日常生活の時には、普段使いの別のメガネを用意して、読書やデスクワークなどで視線を大きく動かさない時に、遠近両用メガネを使うようにして、使い分けると良いかもしれませんね。