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アニメ紹介っこ

私が泣いた!昭和アニソン・バラード ベスト6+1

投稿日:

ゴヨウの読むラジオ〜何のゴヨウ!?〜

こんばんは、ホシノ伍曜です。

みなさんもたまには、静かな音楽に耳を傾け、感動の涙を流したいと思う時があると思います。

そんなあなたに今宵お届けするのは、
私が泣いた!昭和アニソン・バラード ベスト6+1」です。

(すみません、ベスト5に選びきれませんでした…)

アニソンというと、明るくて元気な曲をイメージすることが多いことでしょう。

しかし、アニソンの中には、バラード曲も多く存在し、ストーリーと相まってつい涙してしまうような感動的な楽曲も数多く残されています。

アニソン・バラードはエンディングに使用されることが多く、その作品のストーリーをなぞるように展開する場合があり、物語に入り込みやすくなるので曲を聴くだけで物語を思い出したり、感動がよみがえってきます。

私は昭和全盛期のおっさんなので、今回紹介する作品も古いものが多くなりがちですが、興味を持たれた方、同年代の方、とにかく一度聴いてもらいたい!

できることなら作品を観て、ストーリーと合わせてもう一度聴き直してもらいたい!!

特に同世代の方なら、これは名作、神曲、次の世代に受け継いでほしい、って思う名曲ばかりだと思います。

それでは、さっそく紹介してまいりましょう!

劇場版「幻魔大戦」のED曲「光の天使」

幻魔大戦は、石森章太郎の漫画及び平井和正の小説を映像化し、1983年に公開された作品です。
監督は、りん・たろう。
アニメーション制作には、のちに「アキラ」を世に送り出した大友克洋が参画している。

角川春樹事務所(現・KADOKAWA)とマッドハウスが制作しており、原田知世、江守徹、美輪明宏が声優として参加したことでも話題となった。

私は、当時自宅にレーザーディスクのプレイヤーがあり、電気屋さんからサンプルとして借りて視聴していました。(今で言う借り○ク)
しかし残念なことに、一部盤面にキズが入っておりノイズで視聴できないシーンがありました。

それでも当時珍しかったレーザーディスクで何度も何度もこの作品を観ていました。

壮大なスケール感の作品で、最後の戦闘シーンは劇場で観たら相当迫力あっただろうなと想像しながら観ていました。

ED曲は、ローズマリー・バトラーが歌う「光の天使(Children Of The Light)」で、ストーリーの壮大な世界観とラストシーンから流れるように曲に移行しており、ストーリーのその後を示唆し想像させるような名曲です。

この曲を聴くと、物語を思い出したり、当時の色々なことを思い出したりします。

曲だけでも一度聴いてもらいたい神曲です!

OVA「ガルフォース2」のED曲「COSMIC CHILD」

1986年にOVAから劇場版として公開された前作「ガルフォース エターナル・ストーリー」からの続編で発表されたOVA「ガルフォース2 ディストラクション」のED曲。

ガルフォースは、ギャルの戦隊「ギャルフォース」という意味から来ている。

このED曲を歌うのは白井貴子。
「CHANCE!」がCM曲として採用されヒット!

ガルフォース2のED曲「COSMIC CHILD」は、同名タイトル7枚目のアルバム「COSMIC CHILD」に収録されている。
このED曲を聴いて白井貴子を知り、その後白井貴子の曲を聴きまくったのも懐かしい思い出です。

前作の「ガルフォース エターナル・ストーリー」は、中学生の頃に友達の家でVHSで観せてもらって、衝撃を受けた作品でした。
何が衝撃的だったのかは忘れてしまいましたが、今でも好きなOVA作品のひとつになっています。

ガルフォースという作品群は、かなり壮大なスケールのストーリーになっており、大まかに分けて「宇宙章」「地球章」「新世紀編」「THE REVOLUTION」が存在している。
ガルフォース2は、宇宙章の2作目に当たる。

白井貴子の透き通った歌声が素晴らしく、この曲だけでも聴いてもらいたい!

シティーハンター2のED曲「STILL LOVE HER(失われた風景)」

週刊少年ジャンプの全盛期の作品の一つで、北条司の名作「シティーハンター」のテレビ版シーズン2として放送された作品。

そのED曲で、当時大ブレイクし、その後プロデューサーとしても一時代を築いた小室哲哉率いる「TM NETWORK」が楽曲を提供している。
シーズン1では「GET WILD」がヒットして、「TM NETWORK」の名を世間に知らしめた。

「STILL LOVE HER(失われた風景)」は、実写とイラストを重ねた映像が印象的なEDのバックに流れており、シティーハンターの世界観とマッチしている。

この当時私は高校生でした。
付き合ってた彼女と別れた後のタイミングだったので、この曲が好きだと友達に話したところ「まだ未練あるのか?」と突っ込まれました。
タイトルを直訳したら「まだ彼女を愛している」ですもんねw

この曲を聴くと、そういった当時のことも色々と思い出してしまい、余計に印象に残っている名曲です。

TM NETWORKの楽曲はどれも名曲ですが、この曲も一度聴いてもらいたいオススメの一曲です。

劇場版「超時空要塞マクロス」の主題歌「愛・おぼえていますか」

歌手の飯島真理が歌手デビューする前に、マクロスの最重要キャラ「リン・ミンメイ」役として出演していた作品の劇場版主題歌として発表された楽曲。

この曲は、後継のマクロスシリーズでも歴代の歌姫たちに歌い継がれている名曲。

この作品も壮大なスケールのストーリーなので、実はまだちゃんと全部観ていなかったりする。
歌が物語の鍵を握っているっていうストーリー展開のハシリだったと思うので、作品自体は観ていなくても楽曲は知っているというパターンが結構あります。

私個人的には、純粋に楽曲として良い曲だなと思っています。
きっとストーリーをしっかり知った上で改めて聴くと、もっとその良さが理解できるかもしれません。

2019年にNHKで特集した際に、マクロスの全楽曲中で1位となり、作品シリーズの中でも最高傑作と言っても良い神曲です。

ちなみに私の中でマクロスといえば、ファミコン版のゲームが真っ先に思い浮かびます。

「はじめ人間ギャートルズ」ED曲「やつらの足音のバラード」

原始時代を舞台にしたギャグアニメ作品であり、「ムッシュかまやつ」こと「かまやつひろし」が楽曲を提供している。

ただのギャグ漫画ではなく、死生観や文明、人間のエゴなど、センシティブで壮大なテーマが見え隠れしている作品です。

ED曲になっている「やつらの足音のバラード」も「やつら」がマンモスや恐竜を表していると読み取ることもできるが、「やつら=文明」というふうに捉えることもできる。

自由で気ままに楽しく狩猟で生きてきた人類に、農耕という文明の足音が近づいて来ている…みたいに想像すると、なんとも言えない郷愁に駆られてしまいます。

実際にテレビ版最終回では、「ブンメー」という男がやってきて「シュウカク」を与えると叫び、平原を自分のものとしようとする。

このED曲を聴くと、ただのギャグアニメではない奥が深い名作であるということが分かります。

ムッシュかまやつ本人だけでなく、多くの歌手によってカヴァーされているし、カラオケでもよく歌われています。
私もよく歌います♪

「ガンバの冒険」ED曲「冒険者たちのバラード」


「ガンバの冒険」は、1975年に東京ムービーによって制作され、テレビ放送された作品です。

この作品は日本のアニメ史上、最恐・最悪のラスボスと言われる「ノロイ」によって支配された島を取り戻すためにネズミたちが立ち上がる物語。

当時の作風や映像技術による効果もあるが、リアタイで視聴していた人たちは今でもトラウマとなっているほど、凶悪なキャラとして注目されているのが「ノロイ」でした。

このED曲は、ガンバたちの冒険を歌った曲ですが、1番の内容は破滅的で不穏な行く末を案じているものになっており、2番では歓喜の歌となっている。

テレビ版のEDでは1番しか歌われていないので、最後の歌詞にある「けれど夕陽は、お前と仲間のドクロを映す」というフレーズが印象的すぎて怖いくらいでした。

この曲もいいけど、やはり作品を観てもらいたいですね。

おまけ:令和の名曲アニソン・バラード「Anytime Anywhere」

今回は、昭和のアニソン・バラードということでまとめていましたが、どうしてもこの令和の時代にも次の世代に伝えたい名曲があったので、紹介したいと思いこの曲を選ばせていただきました。

記憶に新しいところですが「葬送のフリーレン」のED曲で、miletが歌う「Anytime Anywhere」です。

特にテレビ版の2クール目のEDが印象的で、クレイアニメになっているのですが、お墓の前で横になるフリーレンから始まり、最後に同じシーンでフェルンの膝枕で横になるフリーレンが映されます。

最初のお墓はきっとフェルンのものであろうと想像させる流れになっていて、長命種であるフリーレンはいずれ師匠のフランメの時と同じように最期を見送らなくてはいけない宿命を背負っているという悲しみというか寂しさと感じさせます。

その寂しさや悲しさが、ストーリーを追うごとに深みを増していくので、何度も繰り返して聴いているうちに涙をさそってきます。

ぜひ、作品のストーリーを追いかけながらこの曲をEDの映像とともに聴いてほしいと思います。



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