こんにちは、今日も始まりました「ゴヨウの読むラジオ」略してゴヨラジ。
パーソナリティのホシノ伍曜です。
今回は、大喜利から少し離れて、久しぶりにマンガのお話をしていこうかなと思います。
まだ、アニメ化はされていないのですが、「アニメ紹介っこ」カテゴリーでお話ししていきますが、ご容赦下さい…ゴヨウだけに^^;
さて、今回ご紹介する作品は、2021年のマンガ大賞で、大賞を受賞した作品「葬送のフリーレン」です。
アメトークなど色々なテレビ番組でも芸人が紹介したり、話題となっていたので、その存在だけは知っていましたが、なかなか手が出ませんでした。
本屋さんのマンガコーナーに行ってみると、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」などが相変わらず平積みされていますが、この「葬送のフリーレン」もまだ4巻までしか発行されていないにも関わらず、一番目立つところに平積みされていたりしますね。
なかなか手が出ない状況だったんですが、大まかなあらすじは、軽く触れていたので、「面白い切り口だな、一度読んでみたいな。」とは思っていました。
そこで、まだ4巻しか出ていない今のうちに一気読みしてみようと思って、この度購入して読んでみました!!
いやぁ、大賞受賞するだけある、面白い作品でした。
それでは、ここから出来るだけネタバレしない程度に、「葬送のフリーレン」を紹介していきたいと思います。
もし、ネタバレが気になる方は、読み飛ばして下さい。
「葬送のフリーレン」のあらすじ
物語は、魔王討伐に成功した勇者ヒンメルのパーティが凱旋するところから始まります。
一言でいうと、「RPGエンディング後の物語」になります。
人間である勇者ヒンメルと、僧侶ハイター。
寿命が400年もあるドワーフの戦士アイゼン。
そして、寿命が1000年以上あるというエルフの魔法使いフリーレン。
フリーレンは、パーティを解散する前に見た流星群を50年後に再び見ようと約束。
時は流れて、魔王討伐から50年が過ぎ、フリーレンは再び勇者のもとを訪れる。
流星群を見るため、50年ぶりにパーティが揃い、流星群を眺める…
それから程なくして、勇者ヒンメルは天国へ旅立つ。
人間の寿命が短いと知りつつも冒険を共にしたフリーレンでしたが、もっと人間のことを知っておけば良かったと後悔の涙を流す。
エルフの魔法使いフリーレンは、新たな決意を胸に秘めて、長い長い魔法集めの旅を一人続けていくことになります。
「葬送のフリーレン」を読んだ感想
読後感は、マンガというよりも、小説を読んだ時のような感覚を覚えました。
はじめは、タイトルとあらすじを見た時に、主人公のフリーレンが勇者を弔って見送ったからなのかと思っていました。
しかし、タイトルの本当の意味が3巻あたりで、そういう意味だったのかと明らかになっていくことになります。
物語も勇者とのパーティで過ごした10年間をなぞるように進んでいき、フリーレンは、少しずつ勇者ヒンメルを通して人間のことを理解していきます。
勇者の死から20数年が経ち、ハイターやアイゼンから弟子を預かり、一緒に旅を続けるフリーレンですが、魔物や魔族の生き残りと戦いながら、勇者ヒンメルともう一度話をするために、「魂の眠る場所(オレオール)」を目指す。
この辺りから、物語は登場人物も増えて、ストーリーに厚みが増していきます。
勇者ヒンメルとのパーティで戦った時には、倒すことが出来なかった魔族との対決があったり、北側諸国に向かうために様々な試練が待ち受けていたりします。
北側諸国を越えるためには、「一級魔法使い」の同行が必須ということでフリーレンとフェルンが一級魔法使いの試験を受けることになりますが、そこには何やら不穏な空気が…?
というところで、話は5巻に続いていくことになります。
いやぁ、物語のスピードがとてもゆっくりな感じですが、何十年も時間が流れているので、最初は「えっ?何があったの!?」って感じですが、のちに「そういうことだったのか…」って落とし込みがあって、物語に少しずつ引き込まれていきました。
3巻以降は、魔族との対決などが増えてきて、展開がスピードアップしていく感じです。
その後、どうなっていくのか楽しみですが、単行本の先の話が気になる方は、「週刊少年サンデー」で連載されているので、そちらをご覧下さい。
現時点では、単行本が4巻まで刊行されていますので、マンガ大賞2021を受賞した作品を一読してみてはいかがでしょうか?
エンディング
はい、というわけで、今回は「葬送のフリーレン」について、お話しさせていただきました。
ちょいちょいネタバレになりそうなことを喋ってしまいましたが、興味を持たれた方は、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?
さて、そろそろ本日もお別れの時間となってしまいました。
「ゴヨウの読むラジオ」略してゴヨラジ、お相手はホシノ伍曜でした。
それじゃ、またね〜!!