こんにちは、ゴヨウです。
月は、地球にもっとも近くにある天体、地球に大きな影響を与える天体のひとつです。
地球の上から夜空を眺めると、ひときわ大きな存在感を示してくれます。
月は、地球の周りを1公転で1自転します。
つまり、地球にはいつも同じ面だけを見せています。
月は、いつも同じ向きで顔を見せていますが、その表情は豊かなものになっています。
三日月、半月、満月、そして・・・新月。
今回は、姿を拝むことは出来ないが、そこに存在している新月についてお話したいと思います。
新月とは
新月は、「朔(さく)」とも呼ばれ、新月の夜を「朔夜(さくや)」と呼んだりもします。
月の満ち欠けを元に作られた暦(太陰暦)は、新月を1日として次の新月までを1ヶ月と定めていました。
このことから占星術の世界では、新月は「はじまり」を表しており、新月に願い事をすると叶うと言われています。
月の満ち欠けは、地球、太陽、月の位置関係で決まります。
新月の場合、地球、月、太陽の順で並びます。
太陽の光が当たっていない部分が地球の方を向いています。
満月の場合は、月、地球、太陽の順で並びます。
太陽光が当たっている部分が地球の方を向いています。
半月の場合は、月と地球が太陽に向かって横に並んだ状態になります。
この図の場合は、上弦の月になります。
新月と潮の満ち引き
上の図で、月、地球、太陽の位置関係を説明しました。
実はこれ、潮の満ち引きに関係しているのです。
地球上の海水は、太陽と月の引力に影響されます。
新月の場合は、太陽と月の引力が同じ方向から受けることになります。
その反対側も影響を受けるため、図のように海面が引っ張られて満ち潮の状態になります。
新月同様、満月の時も太陽と月の引力が同じ方向から影響を受けます。
太陽と月が同じ方向ではなく反対方向からそれぞれ影響を及ぼしますが、それぞれの反対側への影響も与えるため、結果として太陽の引力と月の引力が相互に影響し合うことになります。
この新月と満月の時に発生する満ち潮は、「大潮」となります。
まとめ
月を天体望遠鏡で観察してみてはいかがでしょうか?
天体望遠鏡で見える天体を写真に収めてみるのも楽しいですよ。
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