こんばんは、ゴヨウです。
今夜は月齢14.6の満月です。
札幌では、23:35に南の高い空に望むことができると思います。
この時刻を月南中時刻といいます。
ちなみに東京では、23:45頃の予想となっています。
今日の満月は、見かけ上少し欠けて見えます。
綺麗な真ん円に見えるのは、月齢15の時になるため、明日の夜の方が見かけ上は丸く見えるかなと思います。
最近は、スーパームーンがネット上で話題に上ることが多いですね。
今夜はスーパームーンのお話を少ししたいと思います。
スーパームーンって何?
「月に代わっておしおきよっ!」と言うのは、セーラームーンですが、スーパームーンという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
地球と月の距離は、およそ38万kmと言われていますが、実際には楕円軌道で地球の周りを回っています。
約357,000km ~ 406,000km の範囲で、地球に近づいたり遠ざかったりしています。
満月または新月の時に地球に最接近した状態をスーパームーンと呼んでいます。
接近するタイミングによっては、ちょっと遠かったりするので、同じスーパームーンでも多少大きさが違うことがあります。
もっとも地球に接近するとその距離は、356,511km まで近づきます。
この時のスーパームーンを特に「エクストリーム・スーパームーン」と呼んだりしています。
スーパームーンはいつ見える?
では、スーパームーンはいつ見ることができるのでしょうか?
新月から始まって、満月になり、また新月に戻るまでの周期が約30日です。
月は地球の周りを1日1回、回っています。
つまり、新月から新月までの間に約30回地球に近づいています。
近づいた時に見える月の満ち欠けが変わるため、およそ14回に1回の満月がスーパームーンとなる計算になります。
2018年の今年は、ちょうど1月1日がスーパームーンというおめでたい年でした。
2020年までは、以下のようになっています。
2019年2月19日
2020年4月7日
まとめ
スーパームーンは、地球と太陽と月が一直線に並んだ状態で、月が地球に一番近づいた瞬間を指します。
スーパームーンという名称は、天文学用語になっていないのですが、天文学的には「近点惑星直列」と言われています。
約1年ちょっとの周期で見ることができますが、2014年の中秋にスーパームーンとなったり、今年のようにお正月に現れたりと、特別な時に拝めると有り難味が増しますね。
また、同じスーパームーンでも地球との距離が多少変動するため、
「エクストリーム・スーパームーン」
「スーパーブルームーン」
などのように、いくつかパターンがあります。
それでは、次の満月にお会いしましょう・・・。