こんにちは、ゴヨウです。
これまでに、いくつかお気に入りのアニメ作品をご紹介していますが、今回もお気に入りの作品をご紹介したいと思います。
私の好きなアニメ作品には、悪い人がいない優しい世界という傾向があります。
例を挙げると、
・みかん絵日記
・けいおん!
・たまこまーけっと
・となりの関くん
などがあります。
もちろん、悪と闘うヒーローものや格闘ものも嫌いではないので、それはまたの機会にご紹介したいと思います。
今回ご紹介したい作品もそんな「ケモノはいるがノケモノはいない」優しい世界の物語です。
けものフレンズの世界観について
けものフレンズ、通称けもフレの世界は、ジャパリパークと呼ばれる超巨大総合動物園が舞台となっています。
そこには、サンドスターと呼ばれる未知の物質があり、それに触れた動物は人間のような姿になり、話すことが出来るようになります。
人間のような動物たち【アニマルガール(フレンズ)】が繰り広げる物語です。
けもフレは、メディアミックス展開がされており、漫画、アプリ、グッズ、舞台などがあり、アニメ版もその一つです。
アニメでは、「かばん」という名前のオリジナルキャラが登場し、自分がどんな動物なのかを探るために図書館を目指すというストーリーになっています。
フレンズたちは、動物固有の個性を持っていますが、基本的にみんな穏やかな性格で、争い事は好みません。
唯一、サンドスターが無機物と触れて誕生した「セルリアン」が、フレンズにとって危険な存在(フレンズがセルリアンに触れると元の動物に戻ってしまう)であるため、戦うことがあります。
そして、この広大な施設には、なぜか人間が一人もいません。
物語が進んでいくと、その謎も明らかになっていきます。
けものフレンズを取り巻く背景
けものフレンズは、漫画、アプリ、グッズなどが先行してメディア展開されましたが、それほど注目されませんでした。
アプリの配信が程なくして終了してしまい、オワコンと言われていましたが、アニメが放送開始となるやSNSなどで評判となり、瞬く間にその年を代表する作品となりました。
オープニング曲も多くのミュージシャンが絶賛し、注目を集めました。
劇中のペンギンユニット【ペパプ(ペンギンズ・パフォーマンス・プロジェクト)】が作品を飛び出し、現実世界でもミュージックステーションなどに出演を果たしています。
そして、オワコンと揶揄されていた作品を見事に復活させたアニメ制作会社「ヤオヨロズ」とそこに所属している「たつき監督」が称賛されました。
1期本放送が終了し、2期への期待が膨らむ中、たつき監督が降板を明らかにしたことから大騒動に発展。
結局、降板は覆らないまま、2期が2019年1月7日よりスタートします。
【けものフレンズ2】
けものフレンズ2期への想い
アニメ1期からファンになった人たち(自分も含む)は、基本的には、たつき監督が作り上げた世界観に惚れ込んで応援していたと思います。
私も最初はそうでした。
しかし、「けものフレンズ」は、「けものフレンズ」という一つの作品ではなく、「けものフレンズプロジェクト」という作品群であることが明言されており、明確ではない設定の解釈は制作ごとに委ねられています。
つまり、厳密な世界観としては、同じものとは限らない、メディアミックスを前提としてスタートしているが故のフレキシブルな設定となっているようです。
そう考えると、たつき監督以外の作品も立派な「けものフレンズ」と言えると思います。
まとめ:けもフレ好きに悪い人は居な・・・!?
けもフレ好きに悪い人は居ないと素直に言えたらいいのですが、実際はどうなのでしょうか?
「ケモノは居てもノケモノは居ない」という優しい世界観が好きですし、現実世界もそうあってほしいと願いますが、たつき監督がノケモノにされたと感じてしまう方もいると思います。
たつき監督が居ない「けもフレ2」は観ない、、、と、けもフレ2をノケモノにしてしまうのも何だか寂しい気がします。
もし視聴できる機会があったら、優しい気持ちになって、数あるメディアミックス作品の一つとして純粋に楽しんで観たいと思います。